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新たなる刺客・支那そば想

学生が集う街・淵野辺駅。桜美林と青山学院という華々しい学校の存在から市内ではそう認知をされている地域。もっとも先日書いたように八王子には遠く及ばないのではあるが、バスが栄えている関係で市内外の高校へのアクセス拠点としても知られる。そんな淵野辺駅北口に新たなお店がこの春誕生したとの情報を得たので今回は突入。
「支那そば 想(そう)」
北口降りて徒歩1〜2分。桜美林の施設の近くに話題のお店は存在した。「逗子で愛されつづけた渾身の一杯」という入り口のフレーズ。逗子が以前の店を出していたエリアなのだろうか。

まぁ、少なくとも「ラーメンの鬼」として知られた故・佐野 実氏の「支那そばや」との関連性があるわけではなさそうだ。というのも「支那そばや」のルーツは神奈川県ではあるものの、元は藤沢市、移転後は横浜市にあったのである。
しかし、この逗子の話にはオチがある。

Googleで「逗子、支那そば」と調べると「支那そば哉」というお店が昨年末に閉店していることが分かった。建物の建て替えによる撤退で逗子の銀座通りにて営業していたお店である。

そして、「支那そば」「鶏そば」「赤そば」というメニューを見て確信した。この「支那そば哉」に私は行ったことがある

それはまだ大学生の頃、金沢八景駅に住んでいた私は逗子の海に頻繁に遊びに行っていた。若かりし男子大学生はラーメンが大好物。(今も変わらないが)冷えたカラダを温めようと行列に並んだのを今でもよく覚えている。ちなみに「ラーメン想」というお店も逗子銀座通りには存在する。何か関係性というか、繋がりを感じますね。
外から見るよりも奥行きのある店内。長ーいカウンターからすると以前は何屋さんだったのかが読めないところ。この広さもあり店員さんも複数名、対応は割と早い印象でした。
【チャーシュー支那そば 1,170円】

今回はチャーシュー支那そばを注文。最近は1,000円オーバーは当たり前。とてもシンプルな見た目のトッピングは実に支那そばらしいフォルムですね。昔懐かしいといった感じ。
透き通るような鶏ガラスープはコクがあって濃厚。チャーシューも厚くて柔らかくスープによく合います。このシンプルで丁寧な作りは食べる人を選ばないのでツボにハマれば大人気になること間違いなしなのかなと。まさに支那そば哉を彷彿とさせる圧巻のパフォーマンスですね。
麺は支那そば特有のちぢれ細麺。スープに絡みやすいのでアツアツ。猫舌の人は食べる時には注意が必要ですね。激戦区でもある淵野辺北口。他とは違うオーソドックスな支那そばは十分勝負できると確信しています。ぜひお試しを。



<本日の掲載店舗>
 支那そば 想
 相模原市中央区淵野辺4-17-15

相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。