緑区がラーメン区理論
2023-12-06
クリスマスなんてフレーズが
巷では聞こえるようになってきた12月
先週、らぁ麺グランプリについて触れた時に
ふと思ったのが上位店舗の所在エリアについて
連覇を達成したらぁ麺食堂 吉凛は
緑区西橋本を代表するお店でお馴染みですが
2位 博多長浜らーめん六角堂
3位 濃厚煮干しそば 丸にたちばな
この2店舗においても(六角堂は本店は淵野辺)
緑区に店舗を構えるお店だということ
そこで少し考えを巡らせてみる
いわゆる激戦区と呼ばれるのは中央区
相模原、淵野辺の両駅に加え
リバティ大通り、国道16号と129号があり
そのラーメン屋の数は市内でも圧倒的
ただ、数が多ければ勿論ハズレもあるわけで
美味いラーメン屋比率でいうと
実は緑区なんじゃね?という考え
根拠はないし、3店舗ともグループ企業で
個人店ではないから一概にも言えないですよね
Google mapsを開いても店は密集してないし
正直、広くてどこも徒歩では回れない
なので車で行きましたよ、緑区の個人店
「醤油ラーメン専門店 太尊(たいそん)」
店内の壁を覆うポスターやサインの数々
ほとんどが橋本のM.Tボクシングジム所属で
WBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人選手
ここまでビッシリだと身内なのか
それとも本当のファンなのかはわかりませんが
太尊(たいそん)っていう名前も
もしや元プロボクサーのマイクタイソンから
取ってるんじゃないか?とか思ってみたり
ちょっと聞こうかな?と思ったけど
口が重くてとても聞けなさそうな店主でした
ラーメンメニューは醤油ラーメンのみ
あとはライス、半ライスだけというシンプルさ
その横に缶ジュース、ペットボトルってあるけど
何のジュースが出てくるのかは不明
一番安価なかけラーメンは
600円とリーズナブルで驚きの値段設定
ちなみに一番高いメニューでも
チャーシューメンの大盛り1,000円
こんなに安くていいのだろうか
【チャーシューメン 900円】
あーもうこれだわ!というのが第一声
シンプルな醤油ラーメンに
シャキシャキタマネギが乗った一杯
いわゆる八王子ラーメンですね
八王子市とは目と鼻の先である緑区ですが
市内でも貴重な八王子ラーメンなのではないか
中細麺は醤油ラーメンと相性抜群
スルッといける喉越しで食べれば
タマネギも一緒に口の中へ入ってきます
細切りメンマと海苔だけのトッピングも
メニュー同様シンプルでよきです
ここにネギとか入っちゃうと
ネギ独特の臭みが出てしまうのもあるので
すごいバランスの取れた一杯だと思います
衝撃だったのがこのチャーシュー
箸で一度摘めば崩れるようにトロトロで
しっかり仕込まれた極上品なのが伝わります
もはやこれでご飯を食べたいぐらいで
この価格でいけるのは感謝でしかないですね
改めて緑区に潜むラーメンのチカラを感じ
これは引き続き調査が必要かもしれません
<本日の掲載店舗>
醤油ラーメン専門店 太尊
相模原市緑区二本松4-26-10
SHOWMA
相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。
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