うまいぜベイビー・なんつッ亭
2024-04-10
春が訪れ、車のお出かけも増えたのではないでしょうか。人によって休みは違うものですが、仕事中に見る休日の姿ほど羨むことはないでしょう。平日に関わらず多くの観光客が立ち寄る場所。本日はNEXCO中日本のEXPASA海老名下りサービスエリアにて、楽しそうな観光客を横目にちょっと遅めの昼食です。
ちなみにSA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)の違いについてご存知でしょうか?
パーキングエリアは休憩所、駐車場、トイレが最低限備わっています。場所によっては売店があったりもしますが、基本はパーキングなので休憩所です。サービスエリアはそれに加えて食堂、給油所が備わっており、各地の特色が出るのが特徴。名産品の販売なんかもしており、もはやサービスエリアという場所は休みの通り道ではなく目的地にもなる場所となっているのであります。
「なんつッ亭 EXPASA海老名下り店」
神奈川県秦野市に本店を構えるなんつッ亭が海老名サービスにも出店。フランチャイズ店とはいえセントラルキッチンによって有名なあのお店の味を堪能できるのもサービスエリアが発展してきた理由なのかもしれませんね。ただ、ちなみになんつッ亭の正式な暖簾分け店は公式ホームページ上で調べたところ川崎店と町田店の2店舗のみのようなので、本気のなんつッ亭を味わいたい方はそちらも是非行ってみて頂きたいですね。
【なんつッ亭スペシャル 1,450円】
とはいえなんつッてもなんつッ亭であることに変わりはないわけで、綺麗な豚骨スープを香ばしい香りのマー油が飛び交うラーメンは本物。みんなが期待していたあのラーメンはここにあります。今回頼んだスペシャルには厚切りチャーシューに味玉、白髪ネギにモヤシの贅沢盛り。値は少々張るがサービスエリア価格と思えば安いものです。
秦野出身の創業者・古谷一郎氏はマー油豚骨の本場・熊本で修行をしたことで知られ、そこから独立して誕生したのがこのなんつッ亭。熊本ラーメンの文化を伝承した豚骨とマー油のスープ、中細ストレート麺。桂花ラーメンと共に全国へ広まり、現代の豚骨ラーメン文化における一つのジャンルとして定着しました。
替玉も可能ですが、無くても十分なほどのボリューム感。(30過ぎには割とボリューム)これをひとたび麺をリフトすれば、マー油の香ばしい香りが食卓に広がり食欲をそそります。下りということで相模原市からだと町田インター方向から名古屋側に乗らないと到達が出来ませんが、是非休みの高速道中に立ち寄って見てはいかがでしょう。
<本日の掲載店舗>
なんつッ亭EXPASA海老名下り店
神奈川県海老名市大谷南5-2-1
SHOWMA
相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。
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