グルメ,  ラーメン,  相模原,  豚骨

一蘭をとことん語る

今年もまもなく終わり

明日、明後日には仕事納めの方も
休まず働く方も人それぞれでしょうか

夜中や朝方に活動をしているとお腹が空くもの
クラブDJ時代の私もそうでした

そんな我々の強い味方だったのが
各地にチェーン展開する一蘭さんでした
「一蘭 相模原店」
赤い看板が煌々と光る一蘭
コロナ以降、店舗によって営業時間は異なり
相模原店の場合は10:00〜6:00まで

今では一部店舗で24時間営業を再開しています

日本全国に78店舗、海外に8店舗で展開しており
その歴史は30年(1993年から)続いております

秘伝のタレと言われる赤いタレが特徴
他の豚骨のお店に徐々に普及しており

これは一蘭が元祖と言われています

ちなみにこのタレのレシピは社外秘
何と社員でも4名のみしか製造方法を知りません
仕切り板の元祖と言われる
そんな一蘭、一躍話題になったのがコロナ禍

味に集中するために設けられた仕切り板が
「感染防止対策なのでは?」と話題になります

もちろん、それが理由などではなく
これはあくまで味に集中するための仕切り板です

始まりは吉冨社長バイト時代

これはあるエピソードが元なのですが

人は誰が作ったかによって味の感じ方が変わる」という一つの考えを抱いた吉冨社長

そこで仕切り板の構想へ繋がりました

時は同じくして、一蘭を継いで間も無いころ

社長自らが一蘭の店頭に立ち
来店した女性客にアンケートを実施しました

「ラーメン屋に一人で入れるか?」

アンケートの結果は大方の予想通り
入りづらいという女性客が多くを占めたとのこと

さて、どうしたものか...
手書きのお好みオーダーも元祖
そこで打った対策は作り手の雰囲気の排除

店員とのやり取りを最小限に抑え
ラーメンに集中できる空間を目指したのです

そんなこんなの経緯によって生まれたのが
ラーメンで元祖となるこの仕切り板

そして、同じタイミングで誕生したのが
これもまたお馴染みの手書きのオーダー用紙

口頭で店員に好みを伝えるだけでも
一人で来店する事への抵抗が生まれる事から

声を発することなく、お客様の好みを
事細かに聞ける手法として考案されました

もちろん、これも一蘭さんが元祖

お客様ファーストの精神が
ありそうでなかった改良を生んだわけです
お馴染みの一杯
【天然とんこつラーメン+替玉 1,190円】

さて、惜しみなく蘊蓄を述べたところで
今回の主役・天然とんこつラーメンの登場です

私の王道のオーダーは

味の濃さ 普通
こってり 基本
にんにく 基本
チャーシュー あり


今更、存在に気づいたのはチャーシューの有無
なしを選ぶ人なんて居るのだろうか

そして、ここからが好みが分かれるところ

ねぎ 青ねぎ
赤い秘伝のたれ 2倍
麺のかたさ 超かた


とんこつラーメンといえば青ねぎ

ただ、白ネギも選べるので
シャキシャキの白ネギが好きな方は白でも

秘伝のたれは2倍でオーダー
最初は混ぜないで食べるのが私流

辛いのが苦手な場合は見た目より
意外と辛さが出るので1/2でもいいと思います

麺のかたさは超かた一択です
やはりとんこつラーメンなら譲れません
どこでも同じクオリティーが味わえるのが
チェーン店の良さと言ったところ

色んな場所で試せるからこそ
自分なりのお好み調整が見つかるということ

ただ、都内にあれだけの店舗があるのに
相模原に1店舗しかないのは正直悲しい

駅前にできたりしないだろうか...一蘭さん
ふと壁を見ると何やらお札が増えていました
どれも今までありそうでなかった項目

特に店員と面と向かわない一蘭だからこそ
「一時的に席を離れます」の札は

きっとトラブルがあって作られたものだろう

こういった進化する顧客ファーストこそ
これからの一蘭をも構築していくのでしょう



<本日の掲載店舗>
 一蘭 相模原店
 相模原市南区古淵3-33-18

相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。