グルメ,  ラーメン,  煮干し,  相模原

橘の紋に叉焼を求めて

残暑続く9月の前半、いかがお過ごしでしょうか

6月から8月の日本の平均気温
平年差+1.76度を記録したとのことでニュースに

これは観測125年において過去最高

2010年の過去最高記録を0.68度上回る
大幅な記録更新となる暑さだったわけですね


さて、今回は相模原市緑区の繁華街

オウチーノ調べの首都圏の人気駅ランキングで
見事1位に輝いたJR橋本駅

(首都圏人気駅ランキングはこちら)
「濃厚煮干しそば 丸にたちばな」
イオンの裏にある丸にたちばな
駅の北口から歩いて5分ほど

イオンのビルの裏通りに行くと見えてくるのが
濃厚煮干しそば 丸にたちばなさん

2021年の春にオープンした丸にたちばなは
オーファス系列では唯一の煮干しそば店

オーファスは「らーめん専門店 小川」を始め
小川流」「しょうゆのおがわや」など15店舗

小川グループ」の通称でお馴染みです

ogawa kitchenというセントラルキッチンに
すすきの町で叉焼の直売所もやっています
商品名がなんか可愛い
基本メニューは煮干しそば

主な追加トッピングは自慢の叉焼に加え
雲呑(ワンタン)味玉などがあります


メニューの味玉のっけ雲呑のっけ
青森の名産・のっけ丼から由来するのかな?

というのも煮干しらーめんといえば
青森県の名物で有名なんですよね

まぁ、これは定かではありませんがね
カウンター席で席は少なめ
席は少なめでカウンターのみ
お店のスタッフも2人で少数精鋭体制です

卓上には煮干し酢や粗挽き胡椒、生姜があります

ちなみに店名の「丸にたちばな」ですが
元ネタはおそらく「丸に橘」でしょう

日本有数の名族・橘氏に由来する家紋で
20,000種類を誇り、十大紋の一つと言われます

お店の看板にも橘紋が描かれていますね
綺麗並んだ叉焼が映える
【叉焼もっと 1,010円】
 
今回チョイスしたのは叉焼(チャーシュー)もっと
なんでしょう、名前が可愛いですよね

どんぶりの中心に綺麗に並んでいるのは
創業から継ぎ足しのタレで仕込んだトロ叉焼

濃厚なスープに潜らせてスープを纏い
一口で食べれるサイズ感が絶妙

トッピングは他に青菜と白ネギ

スープは濃厚な煮干しスープなんですが
くどくなくて飲みやすい口溶けが特徴

サイドメニューのライスを頼めば
このスープだけでライスが食べれると思う
特製のトロ叉焼
麺は替玉も可能
麺は低加水の細麺

とろみのあるスープを纏いながら
麺はしっかり歯ごたえを残しているのが特徴

替玉も可能でボリュームも満点

一つ一つの作りに拘りを感じる一杯です
替玉時には煮干し酢がおすすめ
替玉は130円で器に追いスープも入ってます
お店側のおすすめ煮干し酢を投入

濃厚なスープを煮干しを漬けた酢で割ることで
味変すると共にスッキリと飲みやすくなります

家系ラーメンにお酢入れるのと同じ感覚ですね

橋本駅に行く際はイオンを少し通り越して
本格的な濃厚煮干しそばをご堪能してみては



<本日の掲載店舗>
 濃厚煮干しそば 丸にたちばな
 相模原市緑区橋本6-4-20

相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。