グルメ,  ラーメン,  相模原,  豚骨

激戦区の大横綱

7月も残り1週間となりまして
今日は夏の高校野球神奈川大会決勝

激戦区ともいわれる神奈川県の王座をかけ
横浜と慶應義塾の対決が行われます

私も15年前は球児だったので
今でも高校野球は見ちゃいますね

さて、本日ご紹介するのは相模原市中央区
ラーメンの激戦区、リバティ大通りから
ラーメン店が集結するリバティ大通り
グッディプレイス前のバス停を下車すると
様々なラーメン店が立ち並ぶエリア

以前取り上げた長浜らーめん六郷をはじめ
半径1km圏内にラーメン店が13店舗もあります

駅近って訳でもないのにこの数は異質ですね
500m圏でも8店舗 (GoogleMapsより)
「らーめん 村田屋」
オープンまもなく満卓の店内
候補がたくさんあって悩ましい中
今日の目的は老舗のらーめん村田屋さん

このリバティ大通りでは1番歴史が長く
1番遅くまで営業している老舗です

この日はオープンに合わせて来店するも
一瞬で満卓になりました(日曜ってのもあるが)
つけ麺と餃子の注文は事前に聞かれる
ここに来たら食べるものは決まっていて
上段左から2番目の黒ネギらーめん一択です

( 完全に個人的な意見ではありますが )

通常の豚骨らーめんに加え味噌らーめん
それとつけ麺がメニューにはあります

餃子とつけ麺を注文の際は最初に聞かれます

何故黒らーめんを推すのかというと
私がマー油と初めて出会ったのが村田屋さん

市内のマー油の先駆け的存在

代表的な桂花なんつッ亭が流行って間もなく
マー油を取り入れたのが村田屋さんなのです
【黒ネギらーめん 900円】
 
豚骨スープを黒く染めるマー油

豪快に盛り付けた白髪ネギ
濃厚でどろっとしたスープによく絡んでくれます

スープは塩豚骨ベースでしょうか
卓上には味を濃くする塩だれが置いてありますね

村田屋さんのスープは
何といってもどろっとして濃厚が最大の特徴
チャーシューはこの数年で変化しました

以前は大判チャーシューが乗ってましたが
細かく切られたチャーシューへ変更されてます

麺、ネギを一緒に口へ運びやすいので
個人的にはこっちの方が好きかもしれません

全体的には豚骨+マー油をはじめ
多少、熊本ラーメンに近い印象ではあります

麺は中細のストレート麺で替玉もできます

向かいの長浜さんとはまたタイプが違う豚骨で
(長浜さんは本場と違うとも議論されますが)

向かい同士で違う豚骨ラーメンを食べれるのも
この激戦区ならではの良さであります
この日も行列が絶えることなく
長らくこの地で人々を惹きつける村田屋さん

ここでしか食べれない伝統の濃口ラーメンは
相模原市内の若者のパワーの源ですね

これからの真夏本番に向けて
是非カロリーチャージをしてみて下さい



<本日の掲載店舗>
 らーめん 村田屋
 相模原市中央区中央1-9-20

相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。