らあめん花月嵐,  グルメ,  ラーメン,  相模原,  雑学

花月の限定食べてみた vol.7

GW明けいかがお過ごしでしょうか。週末暑い日が続いたと思いきや、夜はまだ夜風が冷たいので体調を崩す方が周りでも続出しています。今週いっぱいまではGWの思い出話に花を咲かせ、気づいた頃には夏がやってくる。一年というのはあっという間なものでありますね。さて、今回は久々にらあめん花月嵐の限定モノを食べて来たのでレビューを書かせていただきますね。
告知を見た時にはまじか?!と思った今回のコラボ商品「嵐ゴーゴーまぜそば」は名前からもわかるように金沢カレーブームの火付け役・ゴーゴーカレーさんとの共同開発商品となっております。とはいっても金沢カレーブームって相模原市民の私からすると馴染みがあまりなく。相模原市内では相模大野が唯一の店舗で、他に近くなら八王子なので我々に馴染みがないのも納得ですね。
そんなゴーゴーカレー、創業者・宮森宏和氏の出身地である石川県に本社を置き、東京と石川を中心にチェーン展開を進めている全国チェーンのカレー屋さん。創業者の宮森氏が創業しようと思ったきっかけは意外にも飲食と全く関係ないものであり、同郷で同世代のプロ野球選手・松井秀喜さんがヤンキースタジアムで満塁ホームランを打っ姿を見たことがきっかけとのこと。「自分も一発ホームランを打とう」と脱サラを決意し、今の会社を立ち上げたそう。お店の名前でもある「ゴーゴー = 55 」へのこだわりもこのあたりから来てるのかもしれませんね。
【嵐ゴーゴーカレーまぜそば 980円】
 
さて、得意の蘊蓄を述べたところで今回の主役が登場です。パッと見で思った方もいると思いますが、フォルムがミートソーススパゲッティとかそういう系のフォルムなんですよね。でも、深みのあるカレーの香りが漂い、これがゴーゴーカレーなのか。と思い知ります。
しかし、一混ぜして皆が気づくでありましょう。ルーが濃厚過ぎて全然まぜそばにならないじゃねえか!と。もう完全にミートソーススパゲッティのそれなんですよね。カレースパゲッティみたいな感覚ですよね。これはまぜそばじゃない。
かと言って特段それ以外の懸念点は特になし。本家を食べたことないから再現度は分かりませんが美味しいカレーそば?を食べてる感覚です。まぜそばという概念に捉われなければ普通にレギュラーでもいいと思えるメニューだと思います。
総論ですがこれはこれであり!です。食べ進めていくと徐々に麺とルーが絡み始め食べやすくなり、最後は蓮華でフィニッシュ。(蓮華ではなく銀スプーンの方が食べやすい気もしましたが。)ただ、「ラーメンをたべたい」という人にはオススメしません。あくまで鉄板焼きめしのような感覚のメニューだと思ってもらえればいいと思います。ラーメンに飽きた人は是非お試しください。

相模原市出身。関学大卒業後の22歳からDJとして新宿・六本木など都内各所で活動。2020年にはSME Projectより自身初となるミックスアルバムを発売する。2023年より地元・相模原を拠点に移し、DJの講師や体験ワークショップを開催。本業の自動車業の傍ら、市のイベント運営や地域貢献活動も精力的に行なう。主に市内のラーメン情報を得意とし、相模原市長からもラーメンインフルエンサーとして認識される。年間150杯以上のラーメンを食す。